無料ブログはココログ

2008年10月19日 (日)

天神橋筋商店街・パート3(ディープ編)

Imgp6364 いよいよ核心のディープゾーンです。JR天満駅から北側の通称「てんろく」と呼ばれる、大阪色の濃い地区を探索いたします。この地区は天満市場とともに栄え、特に新鮮な食材の入手が簡易なため多くの飲食の名店を有する圧倒的なグルメゾーンです。 特に寿司屋・中華料理・居酒屋・韓国料理店に関してはどの店に入っても味と値段には失敗は無いと言っても過言ではありません。しかし大阪のキタやミナミの一流店と異なり、天満マニアの人以外あまり知られていない隠れた名店が多く、アンダーグランドグルメ地帯と呼ぶにふさわしい地域です。

寿司屋のネタの良さ、中華料理(特に上海料理が多い)の点心・包子のジューシーな美味さ、韓国料理のくせになる辛さ、どれをとっても隠れた一流です。また最近では、テナントが退店した店舗に若い世代が新しい発想の飲食を展開するケースが多く見られ、夕方から夜にかけて若者中心に昼間と違った世界があちこちに出現しています。夜になるとガランと人通りの無かった市場の中に屋台のような店が出現し、白熱灯の下の路上の客席で、点心を食べる姿はまさしく台湾か上海の裏町の世界です。

そんな食パワーの根源とニューウェーブな店舗を探索に出発したいと思います。

2008年10月 2日 (木)

天神橋筋商店街・パート2(中心編)

天神橋筋商店街のパート2、中心編です。地下鉄扇町駅から北へ300メートル、JR天満駅までの商店街中心部を探索いたします。このあたりは天満駅のターミナルに近く商店街も活気溢れる大変元気な地区です。JR天満駅と商店街が交差するあたりは台湾か上海の裏通りのようで、「天満クーロン」と呼びたいような独特の雰囲気の「おもろい街」です。特にこの界隈には飲食店(寿司屋・居酒屋・中華料理店)が多く、天満の名店がひしめき合っております。これだけ飲食店舗が元気なのは近くにある「天満市場」の存在が大きいようです。新鮮な食材が入手できるだけではなく、深夜~早朝に仕入れに来る業者・調理人が重要な顧客となっているのではないかと推測されます。舌の肥えた専門業者の口コミにて名店が生まれ育っていったのでしょう。なかなか素人には一朝一夕で攻略できない手ごわい街です。

一方商店街自体も特徴があります。書店・古本屋が目に付きます。通常ですと商店街の中で一番最初に滅亡する業種なのですが、ここ天神橋筋商店街は少し違うようです。これはやはり学問の神様「天神さん」の力なのでしょうか?また江戸時代より町人が学問を大切にした大阪の名残なのでしょうか。懐徳堂・適塾・心学明誠舎など大阪に生まれた学問所の文化はどこへ行ったのでしょう。このあたりも一度章を変えて掘り下げてみたいIwaokoshi2 と思います。

※前回取り上げました「夫婦橋」の昔の姿を包装紙に残している岩おこし屋「大清堂」を商店街の中で見つけました。早速岩おこしを購入して試食いたしました。ほっとする懐かしい味です。温厚なご主人でした。 末永い営業を期待いたします。

左のマイフォトの「天神橋筋商店街・パート2(中心編)をクリックして入場してください。マイフォトの中のサムネイルの写真をクリックすると拡大映像となります。

2008年9月30日 (火)

天神橋筋商店街・パート1(入門編)

日本一長い商店街、天神橋筋商店街をこれから何回かに渡って探索したいと思います。南北に2.6km、600店舗のギネス級の規模の商店街ですから到底1~2回の取材では無理です。入門編の天満宮周辺から扇町をスタートしJR天満橋北から天満公設市場周辺のディープな天神橋筋商店街へと進んで行きます。                      江戸時代に天満青物市場として大川の水運とともに発展し、かっては「十丁目筋商店街」と呼ばれ、現在地元でも20080920_643十丁目(じっちょうめ)と通称で呼ばれております。しかし実際には8丁目までしか存在しません、「長い」ということを誇張した大阪らしい呼び名です。古来はこの西の近辺まで海岸線が来ていたようで、現在の地名にも「曽根崎」「中崎」「黒崎」「豊崎」「小松原」など海を連想させる地名がまだ残っています。仁徳天皇の時代に上町台地の北にあった湿地帯を開拓し水路を開いたとの記録があります。この水路を通り大陸から多くの人々や物産がここ大川の天満周辺に集まってきたのでしょう。また都からは熊野詣の参詣の人々が大川を下りこのあたりに上陸し、熊野街道を南下したようです。当時の活気のある賑わい振りが想像出来ます。「市」が栄え、アジア各国の商人の館が軒を連ねていたと伝わっております。この商業の繁栄の名残がここ天神橋筋商店街なのかもしれません。それでは「市」の現代版を訪ねて見ましょう。左のマイフォトの天神橋筋商店街をクリックして入場してください。

«大阪天満宮