天王寺北商店街から東に2筋、並行した露地奥で回遊している不思議な商店街!天井は高いが露地の幅が狭くまるで暗い谷底にいるよう爬虫類の気分!ちなみにこの雰囲気は終戦後の闇市の名残!取材してみるとやはり当時を知る世代はここで「カストリやバクダンを飲んだ」ようです。しかしやっぱり大阪にはオモロイ所が残っているものです。感激!
香港のクーロン城のような雰囲気をかもし出している「お菓子横丁」。迷路は出ようとする人を不安に陥れる反面、隠れようとする人には安らぎを与えるようです。だからガード下の一杯飲み屋や路地裏の居酒屋が落ち着くのはそのせいかも知れません。奥の灯りは残り少ないお菓子やさんです。皆さん近くへ立ち寄ったらレトロなお菓子で和んでください。
薄暗い露地の奥で今でも「菓子」を販売しているお店、商品アイテムはまさしくレトロな香りのする大正~昭和のお菓子です。豆類やせんべい類が中心で、すでに袋に詰められた現代的販売方法に変わっているのが残念です。私たち当時はその都度金額に応じて量り売りをしてもらって、紙袋を大事に抱えて走り回っていたのを想い出します。衛生観念の進歩かもしれませんが当時のほうがヒューマンでローコストであったようです。
「お菓子横丁」の奥にある公衆トイレ!一人ではいるには相当勇気がいりそう!その昔ここの闇市ではホルモンをつまみながらカストリやバクダンを飲んで日本の復興を願っていたのでしょうね!そういえば丁度終戦記念日でした!
※カストリ:甘薯(サツマイモ)原料の密造焼酎
※バクダン:甘薯を原料とした工業用アルコール(エタノール)による密造酒。こちらは大変危険なお酒!